むし歯治療

 

 
子どものむし歯は、大人とは違うことがたくさんあります。
一刻も早く治療しなくてはならないこともあれば、大人と同じように「歯に大きな穴があいているから神経の治療をする」ことが適切ではない場合もあります。
 
小児歯科専門のトレーニングを受けた専門医が、子ども専用の器具を用いて、子どものための治療を行います。

 はじめての治療はドキドキ・・・

 
はじめて歯科治療をするお子さんには、器具に触ったり、機械でお口のお掃除をしたり、簡単なことだけを行って治療のトレーニングをする場合があります。
 
ただし、治療を先延ばしにすることで、むし歯が進んでしまうと判断される場合は、トレーニングだけを何度も繰り返すことはおすすめしません。

 泣いたり暴れたりしたら

 
 
子どものむし歯には「治療を延期してもよい場合」と「早急な治療が必要な場合」があります。

むし歯はほとんどの場合、治療しないとどんどん進んでしまう「病気」です。風邪のように「様子を見ていたらそのうち治る」ことはありません。

当院では、低年齢でも、歯科治療が苦手でも、必要な治療は「なるべく早く」「ひどくならないうちに」行うことをおすすめします(0歳から治療を行うことができます。)。
 
子どもが泣かなくなるまで、治療はいくらでも延期できますが、その間むし歯の進行は待ってくれません。
乳歯のむし歯がひどくなると、乳歯の下にある永久歯が正常に育たなくなってしまうことがあります。
 
これまで大学病院や小児専門歯科医院で、約12年間子ども専門の診療をしてきました。「子どもが治療をいやがったから」という理由でむし歯治療を先延ばしにした結果、大変深刻な状態に進行してしまったり、永久歯が正常に育たなくなってしまったりしてからようやく「これは大変!」と専門医に紹介されて来院する子どもたちをたくさん診てきました。

最初にむし歯を見つけたときに治療しておけば、たった1回、簡単な治療で済んだはずのむし歯も、進行すればするほど、その治療に必要な時間も回数も増え、永久歯に悪い影響を与えるリスクも増えていきます。

乳歯のむし歯が原因で大切な永久歯がとりかえしのつかないことになる前に、ぜひ一度ご相談ください。
 
※「子どもが治療を嫌がったので」という理由で放置された4歳の重症むし歯 
 (保護者の了承を得て掲載しています。) 
 
 
 

 ママやパパはどこにいたらいいの?

 
 
治療イスの横で付き添って頂いても、待合室でお待ちいただいてもかまいません。
 
ただし・・・実は、ママやパパがそばにいるときは「こわい」「痛い」と訴えるように泣いていた子が、自分と歯医者さんだけになると、急にケロッとして普通にお話ししてくれるようになって、治療も頑張れることもよくあります。
 
待合室からも治療の様子が見えるようになっていますので、ちょっと離れて待合室で待っていて頂くほうがスムーズに治療が行えると判断できる場合は、そのようにお願いする場合もあります。